【商品詳細】
マフィアのボスといえば、大勢の部下たちの上に君臨する絶対的存在…。そんなイメージを裏切り、「マフィアだって組織、すなわちそのボスとは管理職のようなもの」という解釈でドラマを作ったのがこの『ザ・ソプラノズ』。アメリカの有料チャンネル「HBO」で99年に放送開始以来、大人気のTVシリーズである。 気の利いた部下はなかなか育たず、上の世代は好き勝手を言い、厄介ごとの責任は自分に回ってくる。そんな、あたかも中間管理職のような問題に直面するのが、ニュージャージーを仕切るマフィア「ソプラノ・ファミリー」のボス、トニー・ソプラノ。家に帰れば口うるさい妻や、いろいろ面倒を起こす子ども、さらに口を開くとイヤミかヒガミな年老いた母親もいたりするわけで、トニーが抱える悩みは、まさに現代の働き盛りの男性が抱えるそれと同じ。 この第1シーズンは、そんなストレスのせいで昏倒してしまったトニーが、身分を隠してセラピーに通い始めるエピソードで幕を開ける。やがてそれが、トラブルの火種となって行くのだが…。シリーズ前半部はシチュエーションの妙とマフィアの生態のリアルさで話を引っ張り、後半では煮詰まった人間関係が引き起こすショッキングな展開で見る者を魅了する。人気も納得の、密度の濃い面白さだ。 トニーを演じたジェームズ・ガンドルフィーニは、暴力性と繊細さを兼ね備えた複雑なキャラクターを説得力ある演技で作り上げている。本作で一躍有名になり、『ザ・メキシカン』では魅力的なゲイの殺し屋を演じたのも記憶に新しい。吹替版では渡瀬恒彦がトニーの声を演じている。(安川正吾)
オススメです
ゴッド・ファーザーやアル・カポネのような華やかさはありませんが、リアルな現代のマフィアを見ることができます。見ているとなぜか親近感が湧いて(?)きます。
|
|